切削
山から切り出した石を作る物の大きさに切削していきます。ただ置いて切っているように見えますが、これにも長年の経験で石を見る目、思った所に切る技術が必要です。この工程で、石のキズ等があれば製品にならない石もあります。
研磨加工
切削した石の面を自動で砥石を使い8工程かけて鏡のようになるまで研磨していきます。これは自動ですが、自動で磨けない所は手動の研磨機で磨いていきます。
細工 手磨き
四角に切削、研磨された石を様々な形に細工していきます。石は固いですが実はものすごく繊細でちょっとした事で角がとれたりと細かい所の加工には神経を使います。その分完成した時の達成感はなんともいえません。
しかし、その後細加工した所を手磨きとよばれる工程で磨いていくのですが、この時にも気をつけないと製品を台無しにしてしまうのでまだまだ気を抜けません。
文字彫り
最後の工程となります。一番お墓で目につく所だと思います。気にした事がないと思いますが、ここにも石屋さんの技術がつまっています。文字の留め、はね、はらいによって文字の深さを変えています。ただ彫ればいいのではなく浅くならないよう深すぎないように注意して彫っています。ぜひ近くの墓石をみて下さい。
また文字もパソコンの文字ではなく人の書いた文字にこだわってます。そこには墓石を自社で思いを込めて作っているのと一緒で、手書きの文字を彫り込む事でより思いの込もった墓石になると信じているからです。
整地
墓地の形や高さなど色々な条件がある中、完成した墓地のすがたを図面に見ながら頭に入れて土を掘り出したりと整地をしていきます。
コンクリート打設
整地した所に鉄筋を組みコンクリートを流し込んでいきます。重たい墓石が建つ大切な基礎。
手を抜く事なく作業していきます。
石材の据付 墓石の建立
墓地の区画のしきりとなる基礎石、墓石とを据付していきます。この時に直角、垂平に気をつけて慎重に据付していきます。
石なので重たいので現場に運ぶのも据付するのも大変です。この時に耐震ボンド、L型金具などを使い地震にもたえられるような墓地づくりを心がけてます。
引渡し
工事も終わり掃除も終えてから徳山石材では工事に入る時から終わるまでの工程写真をお渡ししています。鉄筋を組んでいる所、耐震ボンドを使う所等完成してしまえば見えない所も見てもらい安心してもらいたいからです。